現在作成中です。公開まで少しお待ちください。
紫外線や雨の影響を受けながら日々くらしを守っているお住まい。
永く、安心して住み続けていくためには定期的な、お塗り替えが必要不可欠です。
お車の場合であれば、安全で安心して長く乗るために定期的な整備や車検といったようなメンテナンスを行うことは当たり前と認識されているかと思います。
お住まいの場合だと、お車のように毎日使用するものでないため、雨漏れや目に見えた経年劣化などが起こらない限りなかなか分かりにくいかと思います。
お住まいの塗膜が劣化してしまいますと、素材の風化や酸化が進み、気づいた時には塗装では間に合わず、外壁材や屋根材の交換や内部まで腐食し大きな工事につながってしまうケースもあります。
塗装は美観的にリフレッシュさせるのはもちろん、お住まいの外壁材や屋根材を長く維持するため、
内部腐食の可能性を減少させるためにとても重要なメンテナンスなのです。
「塗装は使用する塗料により耐久年数が決定する」
という認識を多くの方が持っているかと思います。
確かにそのような要因もございますが、選定する塗料よりもまず、現在のお住まいの「環境」「形状」「素材」「状態」の4つが塗装の基礎的な耐久年数を決めているケースがほとんどです。
「形状」についての例をあげるならば、「軒がない箱型の2階建てのお住まい」と「軒が60センチ出ている昔造りの平屋建てのお住まい」を比較した場合、同じ10年の経過でも外壁が受ける紫外線量と雨量は雲泥の差です。
塗装だけでは軒が短という弱点を補うことは不可能ですので、この2つの例の物件に同じ塗料を同じ条件で使用しても耐久年数は異なります。
「素材」についても「航空機に使用している塗料を塗るから永くもつ。」というお話を伺ったこともございます。
しかし、「航空機に使用されている素材」と「住宅に使用されている素材」は大きく異なるという説明をすればみなさま理解されるかと思います。
塗装の耐久年数は「この塗料を使用したから何年持つ」といったように、塗料の選定のみで決定するものではないのです。
わたくしたちは、「環境」「形状」「素材」「状態」+「塗料」「施工技術」=「塗装の耐久年数」と考えます。
まずは、お住まいの置かれている状況をしっかり把握することが、失敗しない塗装選びの一歩になるのです。
もちろん、環境条件などにより思い通りの耐久年数は発揮できないケースもありますので、保証内容も確認しましょう。
「塗料」「施工技術」につきましては、Q&Aや塗装プラン・保証・料金に記載いたしております。